2013年1月

観光復興 銚子-佐原でSL運行:詳細追加しました

2013年1月30日 水曜日

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 2月9日から3日間、JRは成田線佐原-銚子間で蒸気機関車(SL)を特別運行します。

 

SLが同線を走るのは44年ぶり。銚子市ではこれに合せて「銚子SLまつり」を開催し、

運行期間中は記念グッズや地元特産品を販売する「銚子駅前市場」などのイベントが行われます。

 

東日本大震災後の風評被害により厳しい状況が続いている房総の観光を盛り上げようと、

JR東日本千葉支社が3月まで実施している観光キャンペーンの1つとして

SLの特別運行が企画されました。

 

 同支社によると、期間中の乗車券は完売したということですが、

沿線の住民と見物客を対象に「手を振ろうプロジェクト」を企画していて、

「SLが見えたら思いっきり手を振ったり、横断幕などを掲げたりして盛り上げてほしい」

と呼びかけているそうです。ここ香取市でも、市や町の広報誌などで告知されていたりしますね。

 

 運行するSLは「C61形20号機」。昭和24年に製造され、

48年に引退した後は群馬県伊勢崎市内の公園に展示保存されていましたが、

復元工事を受けて平成23年6月に現役復帰し、各地のイベントなどで運転しています。

 

 今回は「SLおいでよ銚子号」として、銚子行きはSLを先頭に、

旧型客車6両とディーゼル機関車を連結して運行。

3日間とも佐原行きは午前10時37分発

折り返しの銚子行きは午後1時53分発の予定です。

 

 昔のようにターンテーブルがあるわけではないので、銚子から佐原にやって来る時は

ディーゼル機関車が先頭になって、客車と後ろ向きの機関車を引っ張って戻って来ます。

SLの勇壮な走る姿を撮影したい方は、佐原発の便を途中で待ち構えて写す方が

よいかと思われます。観光客や撮影者が集中する出発の佐原駅、到着の銚子駅を避けて、

佐原で前乗り一泊、ゆったりと午前中に小見川あたりまで下りながら、

午後までに路線がよく見える撮影スポットを探すとよい感じかもしれませんね。

 

また、時間は定められていませんが、途中で唯一、東庄町の「笹川駅」で停車します。

笹川駅では2月9日~11日の間、町の特産品を販売するイベント「天保うまいもん市場」を

開催するそうなので、こちらを楽しみながら途中の撮影スポットを探るのも楽しいかも。

午後の撮影になりますので、冬の日照でちょっと逆光気味になりますが

皆様のベストショットをお祈りいたしております。

 

 記念入場券は1日から佐原、銚子両駅で販売開始。

9~11日はミニヘッドマークなどの記念グッズ(銚子駅)や

記念弁当(佐原駅)が販売される予定です。

SLが走るこの機会に、連休は佐原観光も盛り込んで、ぜひお立ち寄り下さい。

 

すっかり雪景色になりました。

2013年1月28日 月曜日

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14日の関東一円の降雪時、佐原ではさほどの積雪はありませんでしたが

本日未明からの降雪は、ご覧通り佐原では、珍しい風景となりました。

私も通勤時かなりの時間を要し国道は渋滞が続いておりました。

JR成田線も不通となり週の始め大変な事となっております。

皆様も時間に余裕を持って十分ご注意ください。

 

 

 

さわら雛めぐり/佐原の商家等

2013年1月26日 土曜日

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江戸の商都の面影を残す佐原の町並みをめぐり、 それぞれの商家自慢のお宝を見ていただく

“佐原まちぐるみ博物館”を佐原おかみさん会が運営しています。

その企画展の一つとして、2月から3月に“さわら雛めぐり”が実施されます。    

佐原まちぐるみ博物館には現在45館(店舗等)が参加していますが、

そのうちの半数以上で期間中、江戸・明治期の古びなや 和紙で製作した雛人形、

御所を模した建物に人形が収まる御殿飾りなど

各家に伝わる大切な雛人形が店頭に飾られます。

 また、佐原町並み交流館などの周辺施設でも雛人形を飾るなど町なか全体で 情緒あふれる空間を創出し、

この季節ならではの回遊を楽しむことができます。

伊能忠敬あれこれ「医者になっていたかも?」

2013年1月25日 金曜日

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                    「伊能忠敬像(九十九里町)」

伊能忠敬は10代の頃神保三治郎という名で勉学に励んでいました。

神保家は名家ですが父の貞恒はその頃ようやく分家したばかりで、次男の三治郎には継ぐ家がありません。

この時代、継ぐ家の無い者は僧侶、医者、あるいは学者にでもならなければ立身の手段がありません。三治郎は自分の生きる道を模索していました。

そのような所は現代の若者とかわりありませんね。

後に忠敬自身が語ったところによると、その頃土浦の医師のところで学んだことがあったそうです。多少時期がずれますが、杉田玄白がオランダ医学の翻訳「解体新書」を出版したのが安永3(1774)年、忠敬が30歳の時です。18世紀中頃からオランダの学問(蘭学)が日本に入りはじめ、やがて盛んになっていきます。後の忠敬の全国測量にも蘭学がおおいに関わっています。

数理に明るい三治郎ですからそのまま医学を学んでいれば医師として立派にやっていけたかもしれません。しかし、そうはなりませんでした。

親戚の平山季忠(すえただ)が佐原の酒造家の婿養子の縁談を持ってきたのです。    

インターネット接続障害につきまして:続報

2013年1月22日 火曜日

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 現在、設備機器障害により、HOTEL HOUSEN 佐原では

3F、4Fにおきましてインターネットへの無線LAN接続ができなくなっております

ネット接続をご希望のお客様には大変ご迷惑をおかけいたします

 

現在、5F、6F、2Fロビーではアクセスポイントが復旧しておりますので

お急ぎのメールチェックなどの場合には2Fロビーまでお越しいただいて

ネットへアクセスしていただければ幸いです

 

ご面倒をおかけして申し訳ございません。

新・第二駐車場が完成しました!

2013年1月20日 日曜日

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 先日来、距離が離れていて不便だと言われていました第二駐車場でしたが、このたびお客様のアクセスを改善するために、JRの線路の山側の岸、HOTEL HOUSEN 佐原がある側に、「新・第二駐車場」がオープンしました!歩いてホテルまで五分もかからない場所にあります。

 また、それに伴いまして、旧来の第二駐車場は今月末をもって賃貸契約が切れますので、ご利用いただけなくなります。これまでも、常連のお客様などには先に第二駐車場へお車を停めてからこちらにいらっしゃって下さる方がおりました。今まで、お気づかいいただきまして誠にありがとうございます。今後は、より近く、快適になった新・第二駐車場をご利用いただけますよう、お願い申し上げます。

 それでは、新・第二駐車場の場所を、写真を交えて説明いたします。

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 まずはアプローチ。運河の終着点にあります橋のたもとから、

ホテルのある側の岸の川沿いの道へ曲がって入ります。

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入り口は夜になるとこんな感じ。 

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 入ってすぐのところで、ガードレールが曲がって端が突き出している場所があるので、ぶつからないようご注意下さい。また、河岸には桜並木がずらりと並んでいて、かなり太めの枝が道側に突き出しています。高所作業台やクレーン、背の高い銀箱を装備した車両や、荷台からキャブへ長い資材などを斜めがけしている、など、高さのあるお車だとぶつかってしまうと思われますので、その場合は先にフロントまでお越しいただいて、ご相談下さい。駐車位置を調整させていただきます。

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 「白鳥石材」の大きなかんばんが目印です。駐車場所はその奥の開けたところ、全面でございます。

できるだけ、端から詰めて駐車をお願いいたします。

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 こちらの駐車場には車輪留めがないので、駐車する時はくれぐれもご注意下さい。

置石は実は砂利面と面一なので、うっかりすると車輪が急に落ちて後ろの隙間に

車ががくん、と下がり、柵に衝突する危険性がありますので、ご用心を。

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 夜になりますと白鳥石材さんの看板に煌々と照明が灯ってよい目印になるのですが、

夜の11時半過ぎになりますとタイマーで消灯してしまいます。

遅くにお着きの方は、ランドマークがなくなりますことと、

お足元がかなり暗くなることにご注意下さい。

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 駐車場からホテルへのアクセスは、入ってきた道を半ば戻ったところにある

この自販機を目印に、右に曲がって小径に入っていただきます。

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夜は煌々として頼もしい限りです。

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終わりのところに石段がございますのでご注意。

降りて右を向くと、当ホテルの前に通じるお馴染みの道となっております。

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 新・第二駐車場の完成により、ますます便利になったHOTEL HOUSEN 佐原を今後ともよろしくお願い申し上げます。

イチゴ狩りプランはじめました。

2013年1月18日 金曜日

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 お待たせしました!HOTEL HOUSEN 佐原の新年の風物詩、ツインルームでの特別企画「イチゴ狩り割引チケット&激得プラン」がスタートいたしました。通常9,450円のツインルームを、このコースでは観光いちご狩り園「いちごの杜」さんの割引券をおつけして、さらにこの時期だけのスーパープライス8,000円でご提供です。ご家族で、ご友人同士でいちご三昧を楽しんでお一人あたり一泊4,000円!これからがまさに旬の、ハウスいちごを存分に味わう旅はいかがでしょうか?

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 本日(1/18)、いちご棚の様子を偵察してまいりました。先日の白い花がすっかり実に変わっていて、これはいよいよシーズン到来か?と、実りと同時に期待も膨らみます。これからお客様が訪れるタイミングには、ちょうど真っ赤に色づいたいちごが存分に楽しんでいただけるのではないか、と思います。

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 こちらは先日収穫分の「章姫(あきひめ)」。大粒の品種で果肉も柔らかく、食味もさっぱりとしていて甘すぎません。いちごの杜さんではもうひと品種、「紅ほっぺ」という実がしっかりとしていて甘さの中に少し酸味がある、粒の揃ったものも栽培されています。

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 さて、いちごの杜では今年、いちご狩りにおいでのお客様に焼き芋サービスを行うそうです。去年は週末・休日のみでしたが、今年は平日も焼き芋をサービス!ご近所の名だたる名産地、山田や栗源で収穫されたホクホクのさつまいもが振舞われるとのこと。ほんとに、冬の味覚づくしですね。

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 今週末には、さっそくいちご狩り一番槍のお客様がいらっしゃいます。お得な上に美味しい、今冬のツインルーム特別企画・イチゴ狩り割引チケット&激得プランを、皆様もぜひとも逃さずご利用下さい。

春の雪嵐。

2013年1月15日 火曜日

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 佐原も大雪に見舞われてご覧の通りに………と言いたいところでしたが、実は植え込みに寄せられてわずかに残った雪の写真しかありません。

 昨日は大雪というより大雨と大風の嵐に見舞われておりまして、雪は午後遅くから瞬く間に周囲が真っ白になる程の勢いで降ったのですが、その後は大粒の雨交じりになってほとんどの雪が形を成さなくなり、明けて今日の日中にはほとんど消え失せてしまいました。出張で鹿島の方面から戻られたお客様によると、佐原から海側方面は同じように積雪が残らなかったようです。さすがは利根川の大河口、多少は黒潮の恩恵も受けているのでしょうか。佐原は幸いにも雪の害を逃れたようですが、皆様のところは大丈夫でしたでしょうか?

 むしろ東京圏に近い方が大雪だったと伺いますし、今夕もまだ首都高などでは混乱が続いているご様子。これから明け方にかけて気温が下がり、残雪や流れ出した水分が凍ってアイスバーンやミラーバーンになることが予想されます。運転なさる方も、歩かれる方も、十分ご注意なさってお出かけ下さい。

 内輪の話にはなりますが、HOTEL HOUSEN 草加の皆様、雪かきご苦労さまでした。

淡雪のごとくなめらかな、さわら豆腐。

2013年1月11日 金曜日

 佐原もやはり観光地らしい俗なところも多々ありまして、甘味処がオリジナルな商品の開発にしのぎを削っているなんていうのは、旅する側としては新たな美味珍味発見の楽しみにつながるので実に歓迎すべきことだと思います。ただ単に地名や観光名所をラベルに貼ったものから、パッケージデザインやキャラに凝ったもの、現地の名産特産を盛り込んだもの、と、旅行先では様々に楽しめるのですが、創作系の菓子店が作る、地元ゆかりのオリジナルレシピの商品というものを探してみるというのも、これまた乙なものでございましょう。

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 今回ご紹介するのは、洋菓子・和菓子両方を作ってらっしゃいますほていやさんの「さわら豆腐」というお品。旧市街にあります「蔵」支店のみでの販売で、カップに入った和風ブラマンジェをおぼろ豆腐に見立てた、といった出で立ちのもので、通りの向かいにある酒蔵にちなんで酒かす味、千葉県といえば、のピーナッツ味の2種類があります。

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 さて、実食してみますと、クリームムースのようなさらさらとした感じで、それでいて濃厚な味わいが口の奥まで香ばしく広がります。食感は軽いのですが、これ一つでメインを張れる感じ、だとでも申しましょうか。これは一度は味わってみていただきたい逸品だと思います。

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 要冷蔵の生モノなのでおみやげにするにはなかなか難しいところもあるかもしれませんが、ご心配めされるな、「蔵」店の中にはお座敷の喫茶席があります。そして、裏に抜けますとそこには本物の蔵を改造した休憩スペースが!

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 まず表の店舗でお菓子やお飲み物を買って、持ち込んで寛いでいただく空間になっておりまして、外界から切り離された静寂の中で、本格的な甘味を心ゆくまで楽しむことができるというわけ。旧市街地をご散策の際には、ぜひともお立ち寄りいただきたいスポットとしておススメいたします。

周辺のいちご狩り情報。

2013年1月10日 木曜日

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 ハウスいちごの季節になりますと、当 HOTEL HOUSEN 佐原もそろそろいちご狩りをお勧めした宿泊プランなどをご提案する時期になってまいりました。今回はそのさきぶれとして、いつもお世話になっています観光いちご狩り園の山田菜園さん「いちごの杜」にご挨拶にうかがい、今季の作付具合なども取材してまいりましたので、ご報告までに。

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 いちご狩りとトマトの直売の観光いちご園「いちごの杜」は、佐原からは車で30分、県道56号線を上がってゆくか、東総有料道路を終点で降りたすぐ近くの大角にあります。住所の香取市大角1730-1だと、カーナビの機種によっては一覧に出ない場合があるので、目的地設定する時のランドマークはすぐ近くのセブンイレブンが丁度よい感じ。

 

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 今年のいちごは昨年末の天候不順と冷え込みにより、年明けのこの時期に一斉に花が咲き乱れる、というめったにない状態で、いちご園の方も珍しいことだとおっしゃっていました。例年ならば今頃はもう真っ赤な実が鈴なりになっているのだそうですが、昨年出荷分をもう収穫してしまった跡なので、今現在はご覧のように綺麗な真っ白い花の列のところどころに赤い実がちらほら、という状態。まあ、年明けからお天気続きなので、今月後半くらいにはこの花も青い実も食べごろな赤い色のいちごの実に変わりはじめるだろう、と園の方は予測されていました。

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 おそらく色付きはじめたら一斉に実が熟れてしまうかもしれませんので、今年は2月~3月の短期集中決戦でいちごを狩る旅に出かけたほうがよろしいかもしれません。あくまで予測ですが、この情報がなにがしか皆様の旅行計画へお役に立てれば幸いです。

 では、よい狩りを!