ホテルからのお知らせ

伊能忠敬あれこれ「小堤(おんづみ)での日々」

2013年1月6日 日曜日

F1000010_640                小堤(おんづみ)の近くにある銀杏の木

三治郎(伊能忠敬)は11歳の頃から父の実家の神保家がある小堤(現在の千葉県横芝光町)で過ごしました。

神保家は小堤村の名主で松尾芭蕉に連なる俳諧の家筋で江戸との文化交流が盛んでした。また、この地方は経済活動が盛んなことから実学としての和算が流行していました。三治郎はそのような環境で10代をすごしていきます。

ある日幕府の役人が神保家に来ました。その役人が計算しているところを見ていた三治郎はその算術を理解できたそうです。三治郎は才気のある子でした。

そんな三治郎を父の神保貞恒はもちろん、父の兄である伯父の宗載(むねのり)も目を掛けます。二人は三治郎に数学の他、漢学、儒学なども学ばせます。

伊能忠敬は五十代になっても勉学に励んだことから「晩学」の代表のように言われていますが、その学問の基礎はこの時期にも培っていたのです。

三が日最終日。

2013年1月3日 木曜日

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 さて、三が日も今日で終いでございましたが、香取神社は相も変わらずの人出ぶり。本殿の社屋は屋根の葺き替え工事中で風情のある風景というわけにはまいりませんでしたが、年の初めの願掛けに訪れる皆様の活気で境内は一杯。わたくしも本年の商売繁盛、家内安全とHOTEL HOUSEN 佐原に訪れますお客様の御安寧と開運招福を願ってひと詣で。しっかりとお祈り申し上げてまいりました。

 今年お泊りになられます皆様に、等しく福が訪れますように!

 ご来訪を心よりお待ち申し上げております。

 

 

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 余談ではございますが、神社仏閣の門前と申しますと甘いものの名品がそろい踏みというのが相場でして。ご多分に漏れず、購入してまいりました。今回ご紹介するのは、香取神宮門前にお店を構えていらっしゃいます、岩立の紫いもまんじゅう。透けて見える紫芋のあざやかな色合いもさることながら、薄皮の上を焼き押しして輪切りの芋のように見せる細工もお見事。なめらかに練られた芋あんの甘さも、舌にとろけるような味わいです。香取神宮を訪れました際には、ぜひともおみやげにご所望なされてはいかがでしょうか。

 

ご来光でございます。

2013年1月2日 水曜日

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お客様の皆様、あけましておめでとうございます。本年も皆様にとってよい年でありますように。

迎春の縁起物、太平洋の荒海より出づる初日の出をお届けします。

今年は水平線上に雲の層があって、お天道さまのお顔が出るのが少々遅くなりました。

かなり高いところからのお目見えになったのですが、これはこれで乙なものでございました。

では、お正月をごゆるりとお過ごし下さいませ。

謹賀新年♪

2013年1月1日 火曜日

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「新年明けましておめでとうございます」

旧年中は「HOTEL HOUSEN 佐原」を

ご利用頂きまして誠に有難うございます。

お客様に喜んで頂けるホテルづくりを心がけ邁進して参る

所存でございます。

本年も変わらぬご愛顧の程宜しくお願い致します。

 HOTEL HOUSEN 佐原

 

「HOUSEN 新春企画!」2013年元旦は午前8時から“おしるこ”50名様分無料サービス!

2012年12月29日 土曜日

新春企画「振る舞いおしるこ」

「HOUSEN 新春企画!」

2013年1月1日 朝8:00スタート!

ホッと温まる甘くて美味しい“おしるこ(ぜんざい)”を何と50名様分無料サービスします!

8時からフロント前のレストランにてお配りしますので、ぜひお召し上がり下さい。

なくなり次第終了ですので、お早めにどうぞ!

 

ちょっと近所で初詣など。

2012年12月27日 木曜日

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 今年もいよいよ数日もなく暮れてまいります。新年を迎えるにあたって、初詣の算段はもうなさっておいででしょうか。観光も兼ねて大きなお社に赴かれるのも賑やかでよろしいのですが、今年はちょっと趣向を変えてみたい、とお思いの方は、地元の土地神様にご挨拶なさってみるのはいかがでしょうか。

 古い信仰の形ですが、人の住まう土地には産土神(うぶすながみ)、と言って、そこに暮らす人すべてを生み出した母なる大地そのものの神様がいて、人の生から死までをやさしく見守ってくれている、というものの考え方があります。昔から人が暮らしているところを調べてみると、いわゆる土地神様、産土神にあたる護りの神様が祭ってある神社があるところが多いのです。

 

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 佐原で例を挙げると、当ブログでもたびたびご紹介しています厄除大師の観福寺さんの境内裏手のお山のてっぺんに座します、高天神社(たかあまじんじゃ)などがその一つ。こちらは牧野地区の皆様に昔より親しまれてきた産土神のお社で、天照大神と高皇産霊神を祭神とし、知恵の神と技能の神を祀りますことで士農工商すべてにおいて進歩繁栄を願い、御子の多かった神様にあやかって子孫繁栄、家内安全を祈る、とこういう具合になっております。普段は小山の上のひとけのない鬱蒼とした木立の中に静かに佇んでいるお社ですが、実際にお参りしてみると、人手が入ってよく手入れがされていることが伺えます。

 

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 こちらの高天神社へ行くには、観福寺さんの墓地の裏手からまっすぐ登る裏参道があるのですが、やはりお参りといったら表から参拝したいものですよね?でもその場合、小山をまるまる半周して林道をゆくことになるので、チャレンジされる方は森林浴ウォーキングも兼ねて参拝されるのはいかがでしょうか。

 ともあれ、こういった形のちいさな神社から、祠や道祖神のようなものに至るまで、日本各地には実にさまざまなかたちで土地と人々を護る神様がいらっしゃいます。お正月を前に、ちょっと郷土史やご近所の言い伝えを調べてみて、ご自身の暮らしている場所の守り神さまに、静かに手をあわせてしめやかな初詣、というのもなかなか乙なものかもしれませんよ。

寒い時こそ甘いもの!

2012年12月27日 木曜日

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 師走も押し迫って今年も早あと数日となってまいりました。お寒い中、お仕事納めまであと一息、あとひと頑張りなさっている皆様を、HOTEL HOUSEN佐原のスタッフ一同、応援申し上げております。

 さて、寒さも厳しくなってまいりますと、人間も生き物でございますから、奪われた体の熱を取り戻そうとカロリーをじゃんじゃん消費してしまいます。寒い時こそ甘いもの。体温の元となる燃料のインスタント補給には、糖分がよいと申しますよね。この時期、いろんな暖かい甘味の誘惑についつい負けてしまいがちですが、体のためにはいいんです!大いにいただきましょう!

 ………まあ、限度と節度というものは必要でしょうけど。

 そんな冬の甘味の定番のひとつと言えば、たい焼き!そぞろ歩きをしながら、湯気を立てる焼きたてのアツアツをほふほふ言いながらかじるのも、また乙なものでございます。佐原の古い街並みの中、忠敬橋にほど近いところに、武雄書店、という古書店さんがあるのですが、そちらの店頭ではちょいと一味違うたい焼きを、明治の頃のスタイルだという一丁焼きの金型で一枚一枚丁寧に焼いて販売なさっています。現代のものよりちょっと型に自由度があって、鯛も生き生きと跳ねてるようなスタイルをしていますよね。味の方も上品な甘さと軽い食感の皮で、これだったらいくつでも食べられてしまうかも?佐原の隠れた名品です。ご観光の際には、ぜひともご賞味あれ。

 

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行き帰りの寄り道ポイント:道の駅くりもと

2012年12月25日 火曜日

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 さて、千葉県のへりに位置します佐原から県道44号線を下総の台地へ少々登ってまいりますと、農作地帯である栗源(くりもと)という場所がございます。今回のご紹介はそちらにある、「道の駅くりもと」。近隣からの新鮮で豊富な農産物の販売もさることながら、ふれあい農園なども併設され、割と企画にも積極的でお客様の絶えないところだったりするんですよ。さすがは施設の別名を「紅小町の里」と名打つだけあって、今回立ち寄った時には栗源の名産である旬の新さつまいもを販売していました。

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 イベント用のテントをふと見ると、なんとその場に干し柿を吊るして売っています。別の一角には漬物にする大根や干し芋にする切り芋が実際に干してあったり、こういうところに、出店側のちょっとしたセンスを感じますよね。周囲にはゴルフ場も多く、また、成田方面へと抜ける裏道にもあたりますので、お帰りの際に、またはツーリングやドライブなどのお出かけの際にはちょっと寄り道して、おみやげを探しに立ち寄るのはいかがでしょうか。

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 敷地の一角で飼われているヤギ。とても人懐っこいですが、なんでも口に入れてしまうのでストラップや服のひもなどにはご注意あれ!

伊能忠敬あれこれ「父・神保貞恒」

2012年12月24日 月曜日

                     「九十九里町にある伊能忠敬像」

 千葉県をおおまかに南北に三つに分けた中部が昔でいう上総国です。この地方では「姉家督」といって男女を問わず長子が家を継ぐ慣習があったそうです。

 しかし、怖いことにこの慣習には妻が死ねば婿は実家へ帰されてしまうしきたりがありました。

 神保貞恒(伊能忠敬の父)は不幸にもその一つの例になってしまいました。小関家の婿になり妻・ミネ(忠敬の母)との間に三人の子宝に恵まれながらも、ミネが亡くなったことにより小関家を去らねばならなくなりました。

 そうはいっても実家の神保家は兄が継いでいます。貞恒は実家の援助を頼りに商売を始めようと考えました。三人の子供のうち既に成長している長男と長女は商売や家事の手伝いができますが、まだ幼い末っ子の三治郎(伊能忠敬)は足でまといになると思ったのか小関家の置いていきます。うがった見方をすれば三治郎を残すことで小関家と縁が切れずにすむと考えたのか、あるいは三治郎が小関家を継げるようになるかもしれないとかんがえたのかもしれません。

 しかし、そのようなことにはならず小関家を去ってから四年後、貞恒は11歳になった三治郎を引き取りました。その頃には商売が軌道にのってきたのでしょう。また、三治郎も手のかかる子供ではなくなっていました。三治郎は父のもとで修行することとなったのです。

 貞恒はミネの死から六年後に再婚しますが終生ミネのことを忘れませんでした。後に善光寺(長野市)に詣でてミネの菩提を弔ったそうです。

 天明2(1782)年に73歳で死去。伊能忠敬38歳の時でした。

おみやげに困らないところ。

2012年12月22日 土曜日

 佐原は今でこそ小さな地方都市ですが、その昔は物流のハブとして栄え……という切り口上は繰り返しになりますので省きまして、とかくこの規模の街ながら、佐原には往時の規模を忍ばせるものがいくつも残っています。現在も現役の酒蔵が、旧市街地の中心地では二件も元気にお酒造りをしていますし、昔からの老舗の油屋さんも残っています。「どっちの料理ショー」でもプレミアム食材として紹介され、グルメな皆様にもご好評のおいしいごま油で有名な「油茂(あぶも)製油」さんも、佐原の老舗なんですよ。昔ながらの玉締め圧搾で絞られ、和紙で丹念に濾された油茂さんのごま油は、クセのない味わいをした、味も色合いも澄んでいる上品な逸品です。また、そのごま油を元に手作りされたラー油なども、訪れる皆様に近年ご好評をいただいているご様子。本当に、おみやげにする名物には事欠かないのが、佐原のよいところですよね。ホテル朋泉佐原でも、カウンター前の販売コーナーにて油茂製油さんのごま油とラー油を販売しております。お帰りまでにお時間がないけど、佐原の名物をちょっと買って帰りたいなぁ、っていう時に、ご活用くださいませ。