「雨風に耐えて4月の桜花、気まぐれ空に願う週末」
本日4月2日時点の香取市佐原の桜です。4月に入って天気が周期的に変化する様になって早咲きの桜にとっては
少々辛くなっているのではないかと勝手に思っております。
今週末も予報によると天気が下り坂だそうですが、願わくば晴れて桜の咲き具合も、それまで持って欲しいものです。
皆様、どうかお越し下さいませ。
日本を代表する花と言えば誰もが”桜”と答える方が多い事と思います。
また,桜が嫌いな日本人は殆どいないと勝手に思っております。
その理由は,桜の花がぱっと咲いて,ぱっと散る,散り際の良さ・風情が
日本人の信条に合うからだと言われる方も居ますね~
また「さくらの語源」については,いくつかの説があります。
その一つに,古事記に登場する「木花開耶姫」(このはなさくやひめ)のさくやが転化したものだという説があります。
また,さくらの「さ」は穀霊(穀物の霊)を表す古語で,「くら」は神霊が鎮座する場所を意味し,「さ+くら」で、
穀霊の集まる依代(よりしろ)を表すという説があります。
昔から,桜の開花が農作業の目安の一つになっていたことを思えば,
いにしえの人々が桜に実りの神が宿ると考えもあったようです。
前置きが長くなりましたがHOTEL HOUSEN佐原の近くの桜並木も例年よりも
早く満開を迎えました。本日3月28日の桜の様子をご覧下さい。
4月6日(土)~7日(日)各日13:00~
香取神宮お田植え祭りが行われます。
その年の五穀豊穣を祈る御田植祭は通称「かとりまち」ともいわれ、
大阪住吉大社・三重伊勢神宮とならび日本三大御田植祭の一つに数えられます。
御田植祭の4月6日(土)1日目は耕田式で、拝殿前にて鎌・鍬・鋤・牛を使って田植え前の田んぼを耕す風景を模した儀式と、
8人の稚児による田舞や早乙女手代による植初め行事が奏されます。
4月7日(日)2日目は田植式で、稚児や神職などが参道から御神田へと向かい、
早乙女手代が田植え歌を唄いながら苗を植える姿が見られます。
なお、この時期は例年桜の開花時期であるため、境内に桜が咲き誇り、祭りに一層の彩りを添えています。
今年は、桜の開花時期が早いため葉桜かも知らませんね~
史料によれば、明徳2(1391)年には既に行われていたという。
機会がございましたら是非お越しください。
(昨年の酒造まつりの様子です。)
明日3月17日(日)に香取市の隣りにある神崎町で「発酵の里こうざき 酒造まつり2013」が開催されます。
伝統のある二つの酒蔵でそれぞれが見学会や新酒の試飲、限定酒の販売が予定されています。
また、周辺の道路は歩行者天国になり、地元産の味噌、醤油などの発酵食や農産物を売る模擬店が約200店並びます。
時間は午前9時から午後3時半まで。会場はJR成田線下総神崎駅から徒歩約15分。(駅から会場までバスが
運行される予定です。会場近くに駐車場がありますが、お車を運転される方はお酒をお飲みにならない様お願いします)
千葉県のマスコットキャラ・チーバくんや神崎町のマスコットキャラも登場します。
お酒好きの方はもちろん、そうでない方も、どうぞお越し下さいませ。
なお、開催中は国道356号線の旧道が交通規制になります。利根川沿いの新道は通行できますが
余裕を持ってお出かけ下さいませ。
3月23日(土) 香取神宮 薪能 能:観世流「葵上(あおいのうえ)」、
狂言:大蔵流「附子(ぶす)」が開演午後6時より開催されます。
薪能(たきぎのう)とは、能楽堂もしくは野外に臨時に設置された
能舞台の周囲にかがり火を焚いて、その中で特に選ばれた演目を演じる能。
「薪の宴の能」の意。起源は平安時代中期にまで遡り、奈良の興福寺で催されたものが
最初だという。ただし興福寺では薪御能(たきぎおのう)と呼ぶそうです。
また、薪御能の源流はあくまで神事・仏事の神聖な儀式であり、
野外で薪を燃やせば薪能になるのではないとしているとの事です。
【香取神宮薪能】演目
・狂言「附子」(ぶす)
・能「葵上」(あおいのうえ)
薪能を称する野外能が盛んになったのは、第二次世界大戦後の新しい傾向で、
1950年(昭和25)京都・平安神宮の「京都薪之能」以来のことである。
この傾向は現在では全国の100か所以上の都市や寺社に広まって定着しているそうです。
ぜひこの機会に「香取神宮薪能」をご覧になってみてはいかがですか。