3月23日(土) 香取神宮 薪能 能:観世流「葵上(あおいのうえ)」、
狂言:大蔵流「附子(ぶす)」が開演午後6時より開催されます。
薪能(たきぎのう)とは、能楽堂もしくは野外に臨時に設置された
能舞台の周囲にかがり火を焚いて、その中で特に選ばれた演目を演じる能。
「薪の宴の能」の意。起源は平安時代中期にまで遡り、奈良の興福寺で催されたものが
最初だという。ただし興福寺では薪御能(たきぎおのう)と呼ぶそうです。
また、薪御能の源流はあくまで神事・仏事の神聖な儀式であり、
野外で薪を燃やせば薪能になるのではないとしているとの事です。
【香取神宮薪能】演目
・狂言「附子」(ぶす)
・能「葵上」(あおいのうえ)
薪能を称する野外能が盛んになったのは、第二次世界大戦後の新しい傾向で、
1950年(昭和25)京都・平安神宮の「京都薪之能」以来のことである。
この傾向は現在では全国の100か所以上の都市や寺社に広まって定着しているそうです。
ぜひこの機会に「香取神宮薪能」をご覧になってみてはいかがですか。