2012年10月31日

「観福寺」境内の弘法大師像と本堂

2012年10月31日 水曜日

「観福寺」境内

昨日、香取市内にあります「観福寺」を訪ねてきました。

紅葉は、まだしておりませんでしたが閑静な様子でした。

また紅葉した頃に撮影に行く予定です。

「観福寺」は、真言宗豊山派(ぶざんは)の巨刹で、川崎大師・西新井大師と並ぶ、

関東三大厄除大師の一つに数えられています。

守護仏は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)で、弘法大師が布教の折りにお泊まりになったため、

お堂を建てたのが起こりと伝えられています。寛平2年(890年)のことです。

国指定重要文化財の釈迦如来・十一面観世音菩薩・地蔵菩薩・薬師如来の金銅製懸仏の4体は、鎌倉時代の秀作です。

広大な境内には、伊能忠敬、国文学者の伊能頴則、楫取魚彦(かとりなひこ)などの墓地をはじめ、

古い下総板碑など歴史的に貴重な資料が数多く残されています。

お近くにお越しの際は、訪れてみてはいかがですか。