星鎮祭は、新春慣例の神事です。香取神宮の祭神・経津主大神(ふつぬしのおおかみ)が国を平定した際、
最後まで抵抗した”星の神“を名乗る香々背男(かぜせお)の神を武力で討伐したという言い伝えから由来しています。
経津主大神の功績をたたえるとともに、香々背男の神の霊を鎮めるために毎年行われてきました。
本殿で祭典が行われた後、烏帽子に直垂(ひたたれ)姿の香取弓道会の代表(4人)が弓道場で、厳かな雰囲気の中、
大星的をめがけて矢を2本ずつ放ち星塚の四方に竹ぐしを刺して星の神の霊を鎮めました。
香取の神が弓で射落とし、星塚に鎮めたとする神事です。
どなたでも見学が出来ますが、神事ですので、静粛に拝観願います。