香取神宮11月8日遷座祭、11月9日 奉幣祭

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予て工事中でありました香取神宮の社殿の工事の竣工も間近となり、

11月8日、午後8時より遷座祭を斎行いたします。

この神事は、香取神宮の「遷宮」でもあります。
         

勅使のご奉仕により、檜皮が麗しく葺き終わった本殿に神様が御鎮まりになり ます。

11月9日には、御遷座をお祝いする「奉幣祭」(ほうべいさい)が斎行され ます。
         

奉祝行事も予定されており、詳細は後日お知らせいたします。

 

katorizinnguu17香取神宮本殿

 重要文化財 本殿

香取神宮の本殿は、平安時代には伊勢の神宮と同様に20年ごとのお建替の制度がありましたが、戦国時代には衰退しました。

現在の本殿は、元禄13年(1700) 徳川幕府の手によって造営されたものです。

 この本殿は、慶長年間の造営で用いた桃山様式を元禄の造営時にも取り入れよく受け継いでいます。

  本殿の様式は正面柱間三間の流造に後庇を加えた両流造り、現在屋根は桧皮葺ですが、もとは柿葺でした。

規模も大きく、また建築様式も近世前期の正統的な手法を用いており、全国的に見てもこの時期の神社建築を代表する建物です。(昭和52年重文指定)

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