連休の観光ともなると、翌日すぐに帰らないと日持ちのしないものはなかなか買って帰れないものですよね。色々と選ぶのに苦労した経験は、ありませんか?
そんな時には佐原の駅前から古い町並みへ向かう途中にある名店、この地で百年以上の歴史を誇る東屋さんの佃煮をおすすめしちゃいます。佃煮だから日持ちもしますし、なによりどれも佃煮とは思えないくらいの柔らかさ!ご年配の方にも、お若い方にも、きっと気に入っていただけると思います。味もほどよく甘辛く、ごはんにもおつまみにも、ちょいと口寂しいときにつまむのにも最適です。
こんな老舗ですが、あくまで庶民の味を守っているのが東屋さんのいいところ。どれもお手頃なお値段で、ついつい買いすぎちゃいます。くるみ小女子、白魚や川エビ、わかさぎと言った定番ものから、「ざこ煮」といったほんとに網にかかった雑魚を集めて煮しめたものやら、どじょうの佃煮など、実に珍しいものもありまして。とみにどじょうの佃煮はぬたっ、とした面白い食感が残ったままながら佃煮になっていて、それでいて骨までトロトロでサクサクな、なかなかよそでは食べられない一品。お魚ももちろん自然のものですから、季節によってお品揃えも変わりますので、色々と選ぶ楽しみも増えますよね。もちろん千葉県の定番ローカル食品、みそピーナツもあります。
東屋さんのお店は佐原駅の南口ロータリーから歩いて5分ほどのところにあります。機関車が到着する前に、ちょこっと出かけておみやげに佃煮を仕入れるのはいかがでしょう?