「観福寺の紅葉」
先日も「観福寺」を訪ねた様子を掲載しましたが、今回は「紅葉」の様子を撮れたので
ご紹介いたします。先日は、平日で殆ど人がおりませんでしたが、昨日は紅葉の撮影に来られた方々
が数名いまして、ちょっと賑やかでした。
「観福寺」は、真言宗豊山派(ぶざんは)の巨刹で、川崎大師・西新井大師と並ぶ、
関東三大厄除大師の一つに数えられています。
守護仏は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)で、弘法大師が布教の折りにお泊まりになったため、
お堂を建てたのが起こりと伝えられています。寛平2年(890年)のことです。
国指定重要文化財の釈迦如来・十一面観世音菩薩・地蔵菩薩・薬師如来の金銅製懸仏の4体は、鎌倉時代の秀作です。
広大な境内には、伊能忠敬、国文学者の伊能頴則、楫取魚彦(かとりなひこ)などの墓地をはじめ、
古い下総板碑など歴史的に貴重な資料が数多く残されています。
もう少し日数が経過しますと、もっと見事な「紅葉」になると思います。
お近くにお越しの際は、訪れてみてはいかがですか。